Analytical thinkingとDesign thinkingを対局、というか、直交軸で考える人はよくいる。
なんとなく釈然としないが、大まかには賛成だ。
そんでもって今回のお題は
「最適化とイノベーション」
or
「最適化とデザイン・シンキング」
たとえば・・・・レストランの顧客のUser Experience を改善させるためにDesign thinking の考え方を取り入れてInnovative なSolution を出してみよう、という課題があったとする。
(ちなみにだけど、今の文にはかなり日本語として気を使った。Design thinking は使うものではない、というのが自分なりの考えであり、また何かしらの目標があってしかるべきなものとかんがえている。。。まー題名の辞典でメソドロジーと考え方を比較している時点でちょいダメだけど・・・)
実際に頭の中で考えるのでそこまでパワフルというか・・・しょぼーくなりそうだけど、まずは、自分なりにデザイン・シンキングとしてのプロセスを書いてみる。
まずはまーフィールド調査。
多分レストランに行ったことある人なんてほとんどだから、そこら辺をインタビューするかな。なんでレストランに来たのか、誰と来たのか、何を望んでいるのか、などなど
まーここらへんは想像できるっちゃ出来る、どんなのが来るか。
次は、エクストリームユーザーを探すことかな。2タイプ
1.絶対にここに行きたくないって人
・・・を探すのは難しいかもしれないけど、レストラン全般に話を広げれば多少はいる気がする。
2.めっちゃここを使っている人
・・・はまーいそうだね。その人に何が気に入っているのか、とか聞く
あとはまー場所によるけど大人数で来たことのある人とか少人数で来る人とか、かなー
あとはウエイトレスとか働いている人にもおはなしを聞くべきかな。何を注意しているか、とかどんなクレームを受けたことがあるか、とか・・・
あと時間があったり物理的に許されるのであれば、オブザベーションとかで観察もするよな・・・
まーそこからペルソナなりプロブレムを挙げたりする。
正直直感的に、家族とかにたくさんインタビューするのは面白そう。あまり気づかないところに気づきそうだ。フォーカスグループとか・・・
んーーーー一旦ここで細かいことを考えるのを止めてみる。単純に考える。レストランだとおそらく誰もが通る道、というか見つける「問題」は
「待ち時間」だと思う。
それを短くするために頑張ろう!!!
ってなるのは当然の話。
ただそこで、
じゃぁ店のレイアウトをこうして、机をこう並べて、人をここで待たせてお金の払い方をこうさせて・・・
ってソリューションは、まーアリなんだけど個人的には魅力を感じないんだよなー。
イノベーティブか!?って言われるとわからん。もちろんイノベーティブになる可能性はいくらでも秘めてる。ただそれは個人的には「最適化」であって「デザイン」ではない気がするんだよな。。。とても個人的な感想。そのレイアウトのどこに、人が反映されている?って考えると、結局あるのは人は待ちたくないという思い込みだけで、最終的に戦うのは紙の上。。。。目的関数に「時間」をおいた、ただの最適化・・・
多分・・・・まーレストランにもよるだろうけど、待ち時間ってそんなに問題じゃないこともある。ラーメン屋とかなんて、待ってる人が多いほうが魅力的だ。
で待ってる時はいらいらしつつも、期待感は高まったりしてる。そゆ、微妙ないいところもあるんだよね
だったら待ってる時間に如何に期待を高められるか、とかそういう方が個人的には魅力を感じるんだよなー
もちろんそれは人の好みでどっちがいいとかは無いんだけどさ。それに自分で考えるとしたら待ち時間は考えなそう。考えるかもしれないけど、もう少し別の部分を考えるかな。
例えば、車に乗ってくる人とか子供連れで待っている人。勝手な予想だけど、子供を待たせるのが嫌だから店内とか駐車場とかを見て、空いてなさそうだったら帰る、とかあるだろうな。特に店の中なんて見えないことのほうが多いし・・・
そゆ人たちにはただサインを書いておくだけでも違う。入れますよ的な。それがあると人は減っちゃうのかなーって思ったりもするけど・・・
うーーん、でも難しいなー。。。結局自分だったら最適化、に走ってしまいそうだ。それは自分の仕事では無い気はするけど・・・
まーでもなにを求めてレストランに来てるか、とか聞くのも楽しいと思う
日常から離れるため
片付けしなくて良いから
家族でお話しするいい機会だから
誕生日だから
奥さんにお疲れ様、を言うために
etc...
わからない。ソリューションとか
ただ例えば、個人個人を覚えてくれたりして、いつきて何食べた、とかがわかるのもいいかもしれない。あまり話さない家族向けにネ。あの時あれ食べたねーとか、前にここに来たときだれだれと喧嘩してたよねーとか、ちょっとした思い出話を提供してくれるものとか。こんどこれ食べたいから思い出せるようにチェックしとこ、とか・・・なんならもう10年前とかの話しとかできたりしたら楽しいかもなー
まーとりあえずひとりではアイディア出ないな・・・何人かでブレストしてみたい。もちろん、「最適化」は好みじゃない、なんて前置きは無しでw
んで早めになんかつくって、いろいろテストしてみるのが大事だな
でもそう思うと、レイアウトを考えたりするのは楽しそう。いろいろテストできるし、分かりやすいinfoは何か、とかいろいろ考えることはできるし・・・
んーーーーー
「最適化」をしよう!ってなったらデザインではない気がするけど、結局そっちに行ってしまうのはデザインな気もするw 考えて考えて、ユーザーのことを考えて、つくってテストして、フィードバックもらって・・・
俺がそう思うのはデザイン・シンキングがmindset であると考えているからかな。最適化もデザイン・シンキングの中には含まれるな・・・(個人的に、を強調しますw)
ただやっぱ、最適化!っていっちゃうとanalytical な感じがしちゃうんだよな。そうじゃないんだ。人にとって分かりやすい設計はどうか、とかそう考えってったら結局はあるていど最適なデザインになるはずなんだ。ただその最適化の目的関数には「時間」以外のいろんなモノを含めることが可能なんだ。デザインの力で・・・
と今日はそんな感じで結論
一応最後のが自分の結論ですが書いている間に考えがだんだんまとまってきた感じの記事ですので、途中いみぷな部分が沢山ありそうです。すいませn><
(この記事は [KNLog: ME310 を通じて自分なりのまとめ] の中の1記事です)
読んでいただきありがとうございます^^
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確かにanalytical thinkingでは局所最適な解に陥ってしまうため、intuitive thinkingとかdesign thinkingによって全体最適な解を出すべきと思います。
返信削除> 匿名さん
返信削除そうですよね^^ ありがとうございます :)