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2011/11/20

Product Personality という概念 by Patrick W. Jordan (2002)


前回Product Personality と言う概念と愛着 (Goves, Mugge, 2004)というポストの中でプロダクトパーソナリティというものをJordan も言っていた!と書いたのでそれについて探ってみる事に。。。

どうやらJordan が始めに言ったのは1997 年のContemporary Ergonomicsとか言う本?雑誌?らしいのですが手元になかったので

Pleasure With Products: Beyond Usability (Contemporary Trends Institute)
って2002年の本から見る事にしました。

このPleasure with products という本の中でJordan はまるまる1章をthe Personality of Products という話に使っています。



内容ざっと読んだだけなのでかなり違う事もあるかもしれないですが、要はそれを用いる事の重要性や妥当性、どうそれが役に立つのかと言った事を述べた文だと認識しています。
デザイナーもこの考え使えるよーといった形です。

そして測る尺度としてワークショップやブレーンストーミングを重ねる事で何百個かの人を形容する/人の特徴を示す言葉を集め、それらをクラスターし最終的に7つのプロダクトパーソナリティというものを確立しました。

他にもファインディングスがまとまっているのですがその一つに
No evidence was found of a preference for products which participants felt matched their own personalities
とあります。これは「自身のパーソナリティに合っていたからといってユーザ(ここでは被験者)がその商品を好むといった確証は得られなかった」とでも訳す事が出来ると思うのですが、以前のGovers の発見はこれを若干ながら立証した形になりますね。
ちなみに7つのプロダクトパーソナリティは以下の通りです。




かなり傾いた写真だけと言う手抜き感が何とも言えないですが、こんなものが使われていました。
これを使って面白い研究が出来るかもしれないなーーー。。。ほほほ。
とりあえずProduct Personality の話は脱線すると抜け出せないので次回からまたUX の話に戻ろうかと思います。
ちょっと雑なポストで申し訳ありません。ただ個人的にはこのプロダクトパーソナリティの考え方、おもしろいと思っています。ただ研究的かといったらそうでない気もするのでなんかもう少し工夫が必要そうですよね。


読んでいただきありがとうございます^^
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