ME310 のデザインシンキングのプロジェクトに参加して「ペルソナ」ってのがまーある程度よく出てきたのでそれに対する考えをまとめたい。
「デザイン」をやるにあたってペルソナってのは大事だ
ってよくいわれるっぽい。
web設計なんかでもいわれているはずだ。
ただ正直、プロジェクトが終わった今でも、ペルソナ?ってなってしまう感は否めない。
少なくとも今、何も調べていない段階で自分がいえるペルソナの強みは3つ
- ユーザーの把握
- シナリオのリアリティ。
- 情報伝達性
1. ユーザーの把握
自分たちがペルソナを作ったのはユーザーをリサーチした結果ペルソナ作らなきゃいけないっぽいからその結果使って作っとくかってなった。ただ逆に、ペルソナを作ろうってなっても同じような事をしていたと思う。観察、インタビュー、テスト、アンケートなどなど
自分の今行う分野にどのような人がいて、何かしらトピックに対してどのような態度を持っているのか、どのような事をいままでしてきたか、などを聞いていく。これによっていくつかのユーザーのパターンが出来上がるはず 。
それらを上手くまとめあげたものがペルソナ。
だからユーザーリサーチとかが身に付いてない人に、ペルソナは大事なんだ!だからやれーって言えば、嫌がおうにもユーザーリサーチとかはするようになるのかもしれないとは思う。
ただこの時点でも写真まで使う必要はないのでは?とは思ってしまうかもしれないけど・・・
2. シナリオのリアリティ
何か新しいものを作ったときに、それは3行以内くらいに説明出来る事が望ましい。とはよく言われる。ただ詳細に説明したい時、特にドキュメントやプレゼンテーションのdetailの部分ではそうはいかない。
そんなときに力を発揮するのもペルソナだと思う。
こういうユーザーの場合はこういう事が出来て・・・こういうユーザーの場合はこれが・・・とかポストイットとかに書きだすだけでも出来なくはない。
けどユーザーがその新しいものとどう関わるかやそれにより何がどう便利になるかとかは、ペルソナとシナリオを考える事でもっと上手く説明は出来るし、詳細まで考える事が出来る。またそれぞれのシナリオを考えたときに何となく上手くいかなそうな部分とか矛盾する部分とかそういうのも出てくる。そこからまた上手くいかない部分を修正する事が出来たりもすると思うし、detail までつめる事が出来る。まーここまでいくとペルソナの話でなくシナリオの話になってしまうのだけれども、シナリオは個人的な意見としてはペルソナ無しには出来ない。
3.情報の伝達性
誰かに伝える時、もしくは同じチームメンバーと何かをシェアする時、ペルソナがいなかったら誰がユーザーかも分からず、ある程度分かっているにしても完全に同じマインドセットになる事は難しいと思う。自分で何かを開発したり考えたりするとき、一番分かりやすいユーザーは自分自身。ただそれは他のチームメンバーにとってもそうなはず。それを上手くシェアするためにもペルソナは必要。またシナリオを詳細に伝えるためにも、ペルソナもきちんとしておいた方がよい。そしてペルソナをきちんとした上でシナリオをチーム全体が共有する事でチームとして同じビジョンを持つ事が出来る。
ただ・・・デザインをsympathy と言う人もいた。
確かにそれを哲学として持っている人からすれば、ポストイッ トに書かれている情報の山より もそれをまとめあげ、【人】として見る事の出来るペルソナの方がsympathy は上手く出来ると思う。細かいところだけど、ペルソナの強みはそんなところにもある気がする。常に「人の顔」を見ながら商品を作る。顔色でなくねw
そんなところが自分的に把握しているペルソナの強み・・・かな
たしかに重要そうな内容だけども、たとえば自分に時間がないときにこれをやるかと言われたら微妙かもしれない。
web制作に置けるペルソナの重要性などは
Togetter - 「web制作におけるペルソナの必要性」
ペルソナの必要性を開発者視点で説明してみる - ウェブユーザビリティ.JP
こゆとこに書いてあった。
webだと多少は違うのかもしれないけど、多くは同じかな。
読んでいただきありがとうございます^^
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